サイトマップ送信やURL検査が目的なら、Search Consoleの管理画面を使ってください。このMCP記事で扱うのは検索パフォーマンスの読み取りです。
接続前に用意するもの
対象プロパティを閲覧できるGoogleアカウントが必要です。普段使っているプロパティがドメイン型かURLプレフィックス型かを確認し、同じものを接続します。まだ検索実績がないサイトでは候補を選べません。
Search ConsoleをSynapse MCPへ接続する
Synapse MCPにログインして対象店舗の接続画面を開き、「媒体を追加」からSearch Consoleを選びます。
店舗の接続画面でSearch Consoleを選び、対象サイトを閲覧できるGoogleアカウントで認可します。サイト一覧から対象プロパティを選択してください。ドメインプロパティとURLプレフィックスの違いに注意し、普段確認しているサイトを選びます。

AI側にもMCP接続を登録する
新規の有料プランは1契約=1店舗で、各媒体1アカウントを接続できます。フリー・Plus系では対象プロジェクトを開いて操作します。
- 店舗の接続画面の「MCPリンク」で、利用するAI向けのリンクを発行します。
- AIのカスタムコネクタ/MCPアプリ設定へ登録し、Synapse MCPの認証を完了します。
- 新しい会話でその接続を有効にし、下の質問を送ります。別案件のコネクタは同じ会話で有効にしないでください。
登録条件はAIのプラン・組織設定によって異なります。Claude・ChatGPTへのMCP登録手順も確認してください。冒頭の「AIに聞く」は記事の相談用で、押すだけでは実データを読めるようになりません。APIキーやMCPリンクを会話本文に貼らず、接続設定欄へ入力します。
最初の取得と確認
次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。
接続済みSearch Consoleのプロパティから対象を私に確認してください。3日前を終了日とする28日間のページ別クリック・表示回数・CTR・平均掲載順位を取得し、表示回数が多くCTRが低い候補を5件挙げてください。検索タイプと取得範囲を明記し、その後に1ページを選んでクエリを調べたいです。
ここまで確認できたら完了
Search Consoleの検索パフォーマンスで期間・検索タイプ・フィルタをそろえて照合します。候補ページに対する検索語を読み、『タイトルに答えがあるか』『本文に手順があるか』を判断できれば次の編集に進めます。CTRの低さだけでタイトルを変更しないでください。
新しい記事を書く前に拾える改善候補
表示回数があるページは、検索結果に出る機会が既にあります。クリックが少ない場合、順位、タイトルと検索意図のずれ、検索結果の見え方などを調べる対象になります。AIにはページを候補として並べさせ、タイトルを直せば必ず伸びるとは結論づけさせません。
クエリとページを組み合わせたデータを見ると、想定していなかった言葉で表示されている記事も分かります。既存記事へ追記するのか、別の目的に答える記事を作るのか、その判断材料として使えます。
GA4とSearch Consoleは別の問いに答える
Search ConsoleではGoogle検索での表示やクリックを見ます。GA4では流入後のセッション、ページ閲覧、キーイベントを調べます。検索からのクリックとGA4のセッションは同じ指標ではありません。
両方を同じ店舗へ接続すれば、『検索で見つかっているか』と『訪問後に何が起きたか』を順に質問できます。ページURLの表記を合わせ、データの出所を残したうえで、どこから改善するか考えます。
平均順位だけで優先順位を決めない
平均掲載順位は、そのページがすべての検索で同じ位置に出ることを意味しません。クエリ・国・デバイスで条件が変わり、取得した行にも範囲があります。前後の期間を同じ条件で比較し、表示回数の少ない行は小さな変動に反応しすぎない扱いにします。
初回確認のあとに試す質問
以下は使い方の例です。実際の取得結果ではありません。追加で使う媒体も同じ店舗へ接続してから質問してください。
Search Consoleで直近28日間のページ別実績を取得し、表示回数が多くクリックが少ないページを候補として整理してください。クリック・表示回数・CTR・平均掲載順位を添え、原因は仮説として書いてください。
対象ページの検索クエリを取得し、読者が求めている内容を分類してください。タイトルの変更案と本文への追記案を分け、取得できたクエリの範囲内で提案してください。
うまくいかないとき
サイトが一覧にない
認可したアカウントがSearch Consoleで対象プロパティを開けるか確認します。http/httpsやサブドメインを含むURLプレフィックスの取り違えにも注意します。
最近の日付が空欄・クエリ合計が合わない
直近の集計が未確定の場合は終了日を前にずらします。APIで取得できた行がすべてのクエリを網羅するとは限らないため、取得行の合計をサイト全体と同一視しません。
利用前に確認したいこと
取得ツールは検索パフォーマンスの参照用です。サイトマップ送信やインデックス登録の依頼は、Search Console側で別途行います。サイトマップに載せただけで検索掲載が保証されるわけではありません。
取得項目はSynapse MCPの対応ツール、APIの仕様はSearch Consoleの公式資料で確認できます。
