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ClarityをAI分析に使う方法|MCPで離脱・クリックの確認候補を絞る

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ClarityのMCP接続で読めるのは、直近1〜3日の集計指標です。ページ別のクリックなどから確認箇所を絞れますが、録画やヒートマップ画像をAIが直接見る機能ではありません。まず直近1日の取得から始めます。

公開 2026-09-05更新 2026-09-05読了目安 6分

ヒートマップを一枚見ることが目的なら、Clarityの画面を直接開く方が早いです。MCPは、複数ページの指標を整理して調査の順番を決める場面に向いています。

接続前に用意するもの

Clarityのプロジェクト管理者が、Settings → Data ExportでAPIトークンを発行します。APIは1プロジェクトにつき1日10リクエスト、最大1,000行でページ送りはありません。試行を繰り返す前に、対象期間と必要な切り口を決めます。

認証情報を用意する手順

Microsoft ClarityをSynapse MCPへ接続する

Synapse MCPにログインして対象店舗の接続画面を開き、「媒体を追加」からMicrosoft Clarityを選びます。

Clarity側で対象プロジェクトのAPIトークンを用意し、Synapse MCPのMicrosoft Clarity接続欄へ入力します。接続名を付けて保存し、意図したプロジェクトの集計が返るか確かめます。

AI側にもMCP接続を登録する

新規の有料プランは1契約=1店舗で、各媒体1アカウントを接続できます。フリー・Plus系では対象プロジェクトを開いて操作します。

  1. 店舗の接続画面の「MCPリンク」で、利用するAI向けのリンクを発行します。
  2. AIのカスタムコネクタ/MCPアプリ設定へ登録し、Synapse MCPの認証を完了します。
  3. 新しい会話でその接続を有効にし、下の質問を送ります。別案件のコネクタは同じ会話で有効にしないでください。

登録条件はAIのプラン・組織設定によって異なります。Claude・ChatGPTへのMCP登録手順も確認してください。冒頭の「AIに聞く」は記事の相談用で、押すだけでは実データを読めるようになりません。APIキーやMCPリンクを会話本文に貼らず、接続設定欄へ入力します。

最初の取得と確認

次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。

Synapse MCPの list_microsoft_clarity_projects で対象を確認し、選んだプロジェクトの microsoft_clarity_top_pages を num_of_days=1 で取得してください。返ったページと行動指標、取得範囲を表示し、録画で確認する候補を3ページ選んでください。ボタン故障などの原因はまだ断定しないでください。

ここまで確認できたら完了

返ったURLが対象サイトのページか、期間が直近24時間かを確認します。候補ページをClarity側の録画・ヒートマップで開き、実際のクリック位置や画面の動作を確認してください。集計取得と、画面上の原因確認を分けると調査を終えられます。

録画を見る前のページ選び

ユーザー行動を調べたいからといって、すべてのセッション録画を同じ深さで見る必要はありません。まずページ別のセッション数やクリック関連の指標を整理し、訪問が多く、気になる反応が出ているページを選びます。

AIには『ボタンが壊れている』と決めつけさせず、『該当ページのクリック位置と要素の動作を確認する』という調査メモを作らせます。最終的な確認先はClarityの画面と、実際のサイト操作です。

GA4の数字から行動の確認へ

GA4で特定ページのキーイベントが少ないと分かっても、その数字だけでは操作上の原因は見えません。同じサイトのClarity指標を併せて取得すれば、流入や成果の集計と、操作の確認候補を一つの会話で扱えます。

これは訪問者を個別に突き合わせる分析ではありません。ページ単位で出所と期間を揃え、改善の候補を絞るための比較です。

初回確認のあとに試す質問

以下は使い方の例です。実際の取得結果ではありません。追加で使う媒体も同じ店舗へ接続してから質問してください。

Clarityで取得できる直近の期間について、セッション数とレイジクリック・デッドクリックなどの行動指標を確認してください。データがあるページの中から、実画面を確認したい候補を挙げてください。
GA4とClarityの取得期間を明記し、同じページについて集客状況と行動指標を並べてください。ユーザー単位で結合できたようには扱わないでください。

うまくいかないとき

先月のデータを取得できない

Data Export APIの取得範囲は直近24・48・72時間です。先月の録画や長期推移はClarityの管理画面や別途保存したデータで調べます。

429エラーになる

当日のAPI上限に達した可能性があります。連続で再試行せず、利用枠が戻ってから必要な取得だけを行います。

利用前に確認したいこと

ClarityのData Export APIには期間・回数などの制約があります。Synapse MCPの取得結果は録画やヒートマップ画像そのものではありません。長期間の全ログ取得や、AIによる録画の自動視聴を約束する機能ではありません。

取得項目はSynapse MCPの対応ツール、APIの仕様はMicrosoft Clarityの公式資料で確認できます。