入札調整やキャンペーン編集が目的なら管理画面を使います。この接続は、日次・キャンペーン・キーワードのレポートを読むためのものです。
接続前に用意するもの
Microsoft Advertisingの管理画面にMicrosoftアカウントで入っているか、Googleアカウントで入っているか確認します。Synapse MCPでも同じ方式を選んでください。対象の広告アカウントを閲覧できる権限が必要です。
Microsoft広告をSynapse MCPへ接続する
Synapse MCPにログインして対象店舗の接続画面を開き、「媒体を追加」からMicrosoft広告を選びます。
Synapse MCPでMicrosoft広告を選び、普段のMicrosoft Advertisingへのサインインに合わせてMicrosoftアカウントかGoogleアカウントを選択します。認可後、表示された広告アカウントから、この店舗で読み込む対象を選びます。
AI側にもMCP接続を登録する
新規の有料プランは1契約=1店舗で、各媒体1アカウントを接続できます。フリー・Plus系では対象プロジェクトを開いて操作します。
- 店舗の接続画面の「MCPリンク」で、利用するAI向けのリンクを発行します。
- AIのカスタムコネクタ/MCPアプリ設定へ登録し、Synapse MCPの認証を完了します。
- 新しい会話でその接続を有効にし、下の質問を送ります。別案件のコネクタは同じ会話で有効にしないでください。
登録条件はAIのプラン・組織設定によって異なります。Claude・ChatGPTへのMCP登録手順も確認してください。冒頭の「AIに聞く」は記事の相談用で、押すだけでは実データを読めるようになりません。APIキーやMCPリンクを会話本文に貼らず、接続設定欄へ入力します。
最初の取得と確認
次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。
接続済みMicrosoft広告アカウントを確認し、対象を私に確認してください。7日前から昨日までのキャンペーン別費用・クリック・CVを取得し、通貨と集計期間を示してください。売上値が取得できた場合だけROASを計算し、欠損は0に置き換えないでください。
ここまで確認できたら完了
Microsoft Advertisingで同じ日付・アカウントのキャンペーンレポートと比べます。費用とCVの取得条件が確認できたら、同じ期間のGoogle広告を別表で取得します。両媒体のCV定義が違う場合は、その差を残して比較してください。
小さな配信先も同じ粒度で確認する
媒体全体の費用とCVだけでは、一部のキャンペーンに偏った変化を見逃します。日次実績を取得して期間内の動きを把握し、気になる箇所をキャンペーンやキーワードへ分解します。Microsoft広告の売上値が記録されている場合も、どの計測設定に基づく値かを添えて読みます。
AIが作るのは確認用の集計や説明の下書きです。配信対象、ブランド・一般語の構成、予算配分など、媒体ごとの運用条件は担当者が補います。
他媒体との比較で揃える条件
同じ『クリック』や『CV』という列名でも、出稿条件まで同一とは限りません。Google広告と並べる際は日付・通貨・CV定義を記載し、CPAの大小だけで媒体の優劣を決めない表にします。毎回の転記を減らしつつ、比較の前提を説明できることがMCPを使う狙いです。
初回確認のあとに試す質問
以下は使い方の例です。実際の取得結果ではありません。追加で使う媒体も同じ店舗へ接続してから質問してください。
Microsoft広告の先月の費用・クリック・CV・売上値をキャンペーン別に整理してください。CPAとROASは必要な値が揃う行だけ計算し、未取得と0を区別してください。
Google広告とMicrosoft広告の週次実績を別々に取得し、期間・通貨・CVの定義を添えて比較表の下書きを作ってください。
うまくいかないとき
認可の途中で止まる
Microsoft広告で使っているサインイン方式と接続画面の選択が一致するか確認します。Googleで入るアカウントをMicrosoftのログイン入口へ入れていないか見直してください。
ROASが計算できない
売上値が未設定・未取得なら計算を保留します。媒体側のコンバージョン設定を確認し、空欄を売上0とみなして評価しないでください。
利用前に確認したいこと
レポートの取得が対象です。キャンペーン編集や入札の自動調整は行いません。権限エラーの場合はMicrosoft Advertising側のアカウント権限も確認してください。
取得項目はSynapse MCPの対応ツール、APIの仕様はMicrosoft広告の公式資料で確認できます。
