同じ数式を毎月実行するだけなら、シートの関数や既存ダッシュボードが候補です。セルを編集する目的なら、書き込みに対応した別の機能を選んでください。
接続前に用意するもの
対象ファイルの閲覧権限と、タブ名・読み取り範囲を用意します。例は「目標」タブのA1:F20です。ヘッダーと単位を含め、人事・連絡先など分析に不要な列は範囲から外してください。
GoogleスプレッドシートをSynapse MCPへ接続する
Synapse MCPにログインして対象店舗の接続画面を開き、「媒体を追加」からGoogleスプレッドシートを選びます。
Synapse MCPでスプレッドシートを選び、Google認証後のファイル選択画面で対象ファイルを指定します。AIから接続済みファイルを確認し、タブ名と読み取りたい範囲を伝えます。
AI側にもMCP接続を登録する
新規の有料プランは1契約=1店舗で、各媒体1アカウントを接続できます。フリー・Plus系では対象プロジェクトを開いて操作します。
- 店舗の接続画面の「MCPリンク」で、利用するAI向けのリンクを発行します。
- AIのカスタムコネクタ/MCPアプリ設定へ登録し、Synapse MCPの認証を完了します。
- 新しい会話でその接続を有効にし、下の質問を送ります。別案件のコネクタは同じ会話で有効にしないでください。
登録条件はAIのプラン・組織設定によって異なります。Claude・ChatGPTへのMCP登録手順も確認してください。冒頭の「AIに聞く」は記事の相談用で、押すだけでは実データを読めるようになりません。APIキーやMCPリンクを会話本文に貼らず、接続設定欄へ入力します。
最初の取得と確認
次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。
Synapse MCPの接続済みスプレッドシートとタブを確認し、対象ファイルとタブを私に確認してください。そのタブのA1:F20だけを読み、セル範囲、ヘッダー、値を表示してください。範囲が違う場合は先に確認し、まだ達成率計算や書き込みはしないでください。
ここまで確認できたら完了
シートの同じセル範囲と、行数・ヘッダー・値が一致するか確認します。金額の単位と対象月が分かったら、広告側の実績を別途取得して比較します。計画売上と広告のコンバージョン値など、意味が違う列は達成率に使いません。
目標と実績を並べる前に列の意味を揃える
予算表の『売上』と広告媒体の『コンバージョン値』が同じ意味とは限りません。最初にヘッダーと対象月の範囲を読み、列名・単位・更新日を確認します。そのうえで広告費や売上の実績を別途取得し、同じ定義の項目だけを比較します。
シートを丸ごとAIへ渡す必要はありません。対象タブとA1形式の範囲を指定すると、必要な表だけに話題を絞れます。人事情報や連絡先など、今回の分析に不要な列は範囲から外してください。
施策履歴を分析の前提にする
数値の変化が出た日に、予算変更やキャンペーン開始があったか。施策履歴を記録したシートを参照させると、AIが事実と照合する候補を整理できます。ただし同じ日に起きたことだけで因果関係が証明されるわけではありません。
毎回同じ列を集計するだけならシートの関数や既存ダッシュボードが適しています。表の内容に応じて質問を変え、広告・ECデータと照らし合わせたいときにMCP接続が役立ちます。
初回確認のあとに試す質問
以下は使い方の例です。実際の取得結果ではありません。追加で使う媒体も同じ店舗へ接続してから質問してください。
接続済みのスプレッドシートを一覧にし、指定したファイルの対象タブとヘッダーを確認してください。読む範囲は目標表のA1:F20に限定し、列の意味が不明な場合は先に確認してください。
目標表の対象月とGoogle広告の同じ月の実績を比較してください。指標の定義が一致する項目だけ達成率を計算し、結果はチャットに表示してください。シートは書き換えないでください。
うまくいかないとき
読みたいファイルが出ない
認可したGoogleアカウントの共有権限と、Synapse MCPのファイル選択を確認します。元の共有権限がなければ、選択操作だけでは読めません。
範囲エラー・違う表が返る
タブ名とA1形式の範囲を確認します。まずヘッダーを含む小さな範囲を読み、意図した表と分かってから範囲を広げます。
利用前に確認したいこと
この接続はセル値の読み取り用です。セル更新や書式変更は行いません。ファイルを選択しても、元の共有権限で読めない範囲へアクセスできるようにはなりません。
取得項目はSynapse MCPの対応ツール、APIの仕様はGoogleスプレッドシートの公式資料で確認できます。
