一回だけの振り返りならBASEから出力したデータをAIへ渡す方法でも足ります。毎週同じ対象を読み、GA4や広告費と並べたい場合に継続接続を検討します。
接続前に用意するもの
対象BASEショップへログインできるアカウントを用意します。複数ショップを運営する場合は、ブラウザで現在ログインしているショップを確認してください。最初の照合用に、注文がある短い期間を一つ選びます。
BASEをSynapse MCPへ接続する
Synapse MCPにログインして対象店舗の接続画面を開き、「媒体を追加」からBASEを選びます。
Synapse MCPでBASEを選び、対象ショップを管理するアカウントで認証します。接続したショップの情報を確認してから、売上サマリーや商品一覧の取得を始めます。
AI側にもMCP接続を登録する
新規の有料プランは1契約=1店舗で、各媒体1アカウントを接続できます。フリー・Plus系では対象プロジェクトを開いて操作します。
- 店舗の接続画面の「MCPリンク」で、利用するAI向けのリンクを発行します。
- AIのカスタムコネクタ/MCPアプリ設定へ登録し、Synapse MCPの認証を完了します。
- 新しい会話でその接続を有効にし、下の質問を送ります。別案件のコネクタは同じ会話で有効にしないでください。
登録条件はAIのプラン・組織設定によって異なります。Claude・ChatGPTへのMCP登録手順も確認してください。冒頭の「AIに聞く」は記事の相談用で、押すだけでは実データを読めるようになりません。APIキーやMCPリンクを会話本文に貼らず、接続設定欄へ入力します。
最初の取得と確認
次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。
Synapse MCPの接続済みBASEショップを確認し、対象を私に確認してください。7日前から昨日までの売上サマリーを取得し、注文日、キャンセルの扱い、取得完了状態と日別の売上・注文数を表示してください。途中結果は全期間の確定値として使わないでください。
ここまで確認できたら完了
BASEの注文一覧と同じ期間・キャンセル条件で照合します。振込予定額には手数料などの別条件があるため、比較先にしません。取得が完了した集計を確認できたら、前の7日間を追加し、注文数と客単価の変化を見ます。
売上の変化を注文数と一緒に振り返る
売上が増えた理由を考えるときは、注文数が増えたのか、一件あたりの金額が変わったのかを分けます。まず同じ条件で二つの期間の売上サマリーを取得し、その後で注文データの取得範囲を確認します。
商品別の動きを調べる際も、最近の注文の一部を全期間の売れ筋ランキングとして扱わないことが必要です。AIには取得件数と対象期間を明記させ、商品一覧と注文情報から分かることを切り分けます。
集客データとショップの数字を並べる
GA4や広告媒体を同じ店舗へ接続すれば、サイトの流入や広告費と、BASEの売上をそれぞれ取得して振り返れます。集客が増えて売上も増えたか、流入だけが増えていないか、といった確認に向いています。
この比較だけで、注文一件ごとの流入元や広告効果を確定できるわけではありません。媒体横断の比較表として使い、注文と広告クリックを自動的に結合した分析とは区別します。
初回確認のあとに試す質問
以下は使い方の例です。実際の取得結果ではありません。追加で使う媒体も同じ店舗へ接続してから質問してください。
BASEの先週とその前の週の売上サマリーを比較してください。注文数と売上を並べ、取得期間と集計条件を明記してください。
取得できる最近の注文と商品一覧から、確認したい商品を整理してください。取得範囲を明記し、全注文を集計したランキングでない場合はその旨を書いてください。
うまくいかないとき
違うショップが接続された
接続に使ったBASEのログイン先を確認し、対象ショップのアカウントで認可し直します。接続名だけを変えても読み取り先は変わりません。
商品ランキングを作ると注文一覧と合わない
最近の注文には取得件数の上限があります。一部の注文から作った表には対象件数を残し、全期間・全商品の売れ筋とは呼ばないでください。
利用前に確認したいこと
商品変更、在庫更新、発送処理はこの記事の対象ではありません。受注ベースの売上と、手数料やキャンセルを反映した入金・会計上の売上は区別してください。標準ツールでは購入者の氏名や連絡先を分析の材料にしません。
取得項目はSynapse MCPの対応ツール、APIの仕様はBASEの公式資料で確認できます。
