Synapse MCPの日次サマリーは、注文日基準でキャンセルを除外します。発送日・入金日などへ自由に切り替えた集計ではありません。まずRMS内で同じ条件の数字を確認し、キーの期限管理と初回取得を済ませます。
AIへつなぐまでの流れ
- RMS APIキーの発行手順を確認し、注文APIの利用設定とserviceSecret・licenseKeyを用意する。
- 対象店舗の接続画面で楽天市場を選び、2つの認証情報を接続設定欄へ登録する。AIの会話には貼らない。
- AIへMCP接続を登録し、下の質問で短い期間の集計を取得する。
始める前にそろえるもの
RMS側で必要な注文APIの利用設定を確認し、serviceSecretと有効なlicenseKeyを用意します。キーの期限と更新担当者を決めてください。最初は注文のある1日など、照合できる範囲を選びます。
最初の取得と確認
次の質問は使用例で、実際の取得結果ではありません。媒体接続とAI側のMCP登録を済ませてから使ってください。
Synapse MCPの楽天接続で対象店舗を確認してください。私が指定する1日について rakuten_sales_summary を実行し、注文日基準・キャンセル除外の売上と注文数、取得状態を表示してください。statusが完了でなければ途中結果として扱い、確定合計は出さないでください。
ここまで確認できたら完了
RMSで同じ店舗・注文日・キャンセル条件を指定して照合します。入金額や発送日基準の表とは直接比較しません。取得完了を確認したら期間を少しずつ広げ、日次推移の説明へ進みます。
最初に見る5つの指標
| 指標 | 見る理由 |
|---|---|
| 売上 | 期間全体の変化をつかむ |
| 注文数 | 売上変化が数量か単価かを分ける |
| 客単価 | セット販売や値引きの影響を見る |
| 注文状態 | 取得できた明細の状態を確認する。サマリーはキャンセル除外 |
| 商品・数量 | 取得範囲の明細を確認する。全商品の順位には十分な注文データが必要 |
楽天市場の質問例
今月と前月の同日までで、キャンセルを除いた売上・注文数・客単価を比較してください。差が大きい日を特定してください。
rakuten_recent_ordersで取得できた注文の商品・数量・金額・状態を整理し、取得期間と件数を明記してください。一部の注文なら全店舗の売れ筋順位やキャンセル率は計算しないでください。
取得が完了した日次サマリーを前の同日数と比較し、売上・注文数の変化が大きい日を挙げてください。客単価は注文数が0でない日だけ計算し、施策の因果関係は断定しないでください。
GA4と比較する前に、計測対象を確認する
楽天市場の受注と、自社サイトのGA4は同じ店舗・導線のデータとは限りません。楽天市場の注文がGA4にも計測されていると確認できないまま、両者の売上差を計測漏れと断定しないでください。初回はRMSの同じ注文日・キャンセル条件で照合し、広告や自社サイトとの比較は出所を分けて行います。
認証キーの期限切れを運用に入れる
接続できた日だけでなく、更新日、担当者、失効時の再接続手順を記録します。月次レポートの直前に期限切れが発覚すると、AI分析以前にデータ取得が止まります。期限表示と再接続を同じ管理画面で完結できる構成が実務向きです。
代理店で複数店舗を扱う場合
店舗ごとに認証情報とMCPキーを分け、質問の冒頭で店舗名を指定する運用だけに依存しないようにします。担当変更時は媒体の認証情報を配り直すのではなく、対象店舗へのアクセス権を変更します。
うまくいかないとき
キーを登録しても認証できない
serviceSecretとlicenseKeyを逆に入れていないか、有効期限と必要な注文APIの利用設定を確認します。キーはAIのチャットへ貼らないでください。
売上が少ない・集計が終わらない
返却されたstatusとpaginationを確認します。まず期間を短くして再取得し、途中のpartial_ordersを全注文として集計しないでください。
